社会構造

1,私たちの社会は、助け合いで成り立っています。

自社が経営難に陥り困り果て、そんんだ経営者の方から相談を受けていると、窮地に追い込まれた経営者の殆どの方が、社会構造など考えた事もなかった・・と、おっしゃいます。要するに、自己の欲望を満たす為だけに、会社を経営し続け、その結果、経営難に陥ったのでしょう。


私たちは、社会があって便利に毎日を過ごすことが出来ます。その社会は、電気を供給する人、水道工事管理をする人、車を作る人、家を建てる人、服を作る人などなど・・のおかげで、成り立ってます。社会の一員ひとり一人が、何らかの社会の役割を担い助け合っているのです。一つ一つのビジネスも、そんな社会構造の中で成り立っており、社会の役割を果たせないビジネスは、社会の構造上どうしても成り立たなくなります。

「お金設けしたいから起業する」これは、なんら問題のない事ですが、どうやってお金儲けするのか?が大切です。その方法が、社会に対して、何の役にも立たない事だったり、社会構造に反した方法では、どうしても、ビジネスが成り立たない。逆に社会に必要とされる業務で、会社を経営できれば、その会社の業績は伸び続けるでしょう。

 

貴方の会社が、業績が悪化しているのであれば、自社の業務によって、どれだけ社会に貢献してきたか?を振り返ってみると良いでしょう。「利他的な思い」で経営しなければ、会社を維持できなくなるのが、自然界のルールのルールです。