問題児

6,人が集団になれば、必ず足を引っ張る人が現れます。

「チームの輪を乱すのは、いけない事」私たちは、そう教育されて育ちます。社会のルールを乱すと秩序が保てなくなるからです。しかし、これはあくまでも、私たち人間社会の事であり、自然界には、「善」も「悪」もなく、ただ、私たちの心を成長させようと出来事を引き起こしている事を忘れないようにしましょう。

人が集団になると、必ず輪を乱すような事をする人が必ず現れます。これは自然界のルールの一つです。私たちの社会で、犯罪者がいなくならないのは、自然界がそう創られているからです。

会社の中で、チームの輪を乱すスタッフを排除したとしても、必ずまた新たに似たような人が現れます。今まで、ちゃんと業務をこなしていた人が、いきなりおかしくなる事もあるでしょう。その出来事から、周りは何かを学ぶ必要があるからです。社内で起こす問題は、色々とあると思いますが、ただ、ダメ出しをするのではなく、その問題を解決する為に、周りがどうしたら良いか?を考える機会を与えられていると受け止めると良いと思います。皆で一緒に考えると良いでしょう。


なぜ?何度も遅刻をするのか?
なぜ?期限を守らないのか?
なぜ?約束を破るのか?
どうして、他人を傷つけるような言葉を向けるのか?
どうして、会社の方針に従えないのか?

などなど、どんな人も言動には動機があるので、まずは、問題の行動をする動機を知る必要があります。言動の動機を知れば、対策方法も見えてくるでしょう。そして、そこに「学び」があり、心を成長させる事が出来ます。心が成長すれば、会社も成長する事となり、業績も上がります。