成長

7,「利他的な思い」を増やせば、どんなスタッフも成長できます。

当たり前の事なのですが、どんな会社も、スタッフ一人一人が、成長すれば業績もアップします。しかし、売上の事ばかり考えていると、会社の外ばかりに目が行き、会社内部の事がお座なりになってしまいます。社外に売上を追いかけすぎると会社の足元から崩れてしまう事もあるので、気を付ける必要があります。

自然界は、私たちの心の成長を促すために、出来事を引き起こしているので、スタッフ一人ひとりの成長する事により、会社に起きる出来事も変わります。これが、自然界のルールです。また、自然界は私たちに「利他的な心」を育ませようとしているので、社内にある「常に利他的な思い」が、多ければ多いほど、会社の業績もアップします。ならば、社内で「利他的な思い」を増やす仕組みがあれば、会社が経営難に陥る事もないという事になります。

どんな企業も、社会がある事で成り立っており、社会とは人と人とが助け合って成り立っています。我々の生活する社会も「利他的な思い」で成り立っているのです。従って、すべての企業は社会の役割を果たす必要があり、社会に貢献して行かなければ、会社を維持する事は不可能です。「社会貢献」しなければならない事を、社員スタッフ一人ひとりに、教育する必要もあるでしょう。

 

日々の業務の中で、スタッフ一人ひとりに「自分はどんな貢献が出来るか?」を考える習慣をつけ、実際い駆動する事で、会社の売上がアップします。「会社に対して」「お客様に対して」「他のスタッフに対して」「世の中に対して」自分自身が出来る事を考え実行する機会を、それぞれのスタッフに与えてみてください。そして、その結果がどうだったのか?を検証してゆくのです。

初めは、自分自身の価値観の「善」を周りに押付ける事から始まると思うので、なかなか「貢献」出来ず、結果も伴わないでしょう。しかし、自分の価値観のみで物事を判断している自分に気づく事が、とても重要なので、検証する事を怠ってはいけません。また、続ける事で、他人の価値観を知ろうとするようになり、自分自身の視野が広くなります。その結果、社内にとても良い影響を与えます。

社内に「利他的な思い」が増えれば、よき「縁」が増え、取引先などにも恵まれるでしょう、また、自分勝手で我儘な人には、耐えがたい空気の会社になるので、そんな人が入社する事もなくなります。試してみてください。