統計

12,心理学や統計学どおりに結果が出ないのは、自然界のルールが原因です。

私たちの社会では、より便利に、より効率よく日々を過ごす為に至る所で分類や区分けがされています。白人/黒人/黄人、人間/猫/犬/鳥/虫、などなど。そして、心理学や統計学も、区分けしたデータを集計し、分析し、私たちの社会の発展に大きく役立っています。しかし、稀にデータ通りの結果が得られない事があります。それは、自然界のルールを加味していないからです。

自然界は、私たちに心の成長を促し、その為に出来事を引き起こしています。従って、人々の心の中にどれだけ「利他的な思い」があるか?によって、社会ので起きる出来事は大きく変わってくるのです。

心理学は、人の心と行動の学問で、人の行動と心の関係を数値化し統計を取りますが、人が同じ行動をしていても、その行動の動機が「利他的」か「利己的」か、によって、結果は異なるでしょう。また、どんな人も今現状の乗り越えなければならない課題があり、その課題により「縁」が異なります。「縁」によって、目前に起きる出来事が異なるのです。

統計学においても、「人」が関係している統計に関しては、上記と同じ事が言えます。得られた結果に基づいて、統計を取るので出来事に対しての根拠となり、とても説得力のある数値に見えますが、稀に統計通りの結果が得られないのは、人々の価値観が社会の発展と共に大きく変動しており、同時に人の心の在り方も、変動しているからです。

また、心理学や統計額を活用して行動を起こす場合、その行動の動機が「利他的」か「利己的」か、によっても結果が異なるでしょう。解りやすく言えば、「誠実」な動機の行動と、「不誠実」な動機の行動では、同じ行動でも結果が異なるのです。