成長

18,人は「成長」すると「幸せ」を感じるように創られています。

会社とは、社長一人では経営出来ず、スタッフと全員と一丸となって力を合わせ経営して行くものです。経営難に陥る会社の殆どは、「従業員=労働力」という扱いをしており、給与が労働の対価であり、給与さえしっかり支払いをしていれば経営者の義務を果たしていると考える社長も少なくありません。しかし、スタッフ一人ひとりにも人生がある事を忘れてはなりません。経営者は、一人ひとりの従業員を幸せに導く必要があるのです。

企業において、スタッフの教育はとても重要です。多くの企業は、業務に支障がでないようにスタッフを教育しますが、それだけでは教育する側も、される側も負担を感じてしまう事もあるでしょう。教育する側で大切なのは、ダメ出しをしない事です。出来ない事に対して、「どうすれば?出来るようになるか?」を考えて、指導し、また、同時にスタッフの幸せを思い浮かべて、自分に出来る事を尽力する必要があります。

私たちは、成長」する事で「幸せ」を感じるように創られて生まれてきます。今まで自分に出来なかった事が、出来るようになるだけで嬉しくなるものです。教育する側は、常にスタッフの「成長」を願い、思いやり、寄り添い、支える必要があります。それを実行してゆくだけで、スタッフの成長に伴う「喜び」を共感する事ができ、自らも「幸せ」を感じる事ができるでしょう。