幸せ掴む

11,他人の「幸せ」を考えて行動しなければ、「幸せ」を掴むことはできません。

よく「自分が幸せでなければ、他人を幸せに出来ない」という言葉を聞きますが、往々にして、この言葉を使う人は、大金を稼ぐ事が「幸せ」だったり、有名になる事が「幸せ」だった、贅沢な暮らしをする事が「幸せ」だったりします。自分が裕福でなければ、周りに分け与える事が出来ないという事でしょう。この言葉は「幸せ」ではなく「快楽」の場合に当てはまります。なぜならば「幸せ」は、常に自分の中にあり、自分で見つけるものだからです。

私たちが過ごす社会では、価値観の違う人たちが集団で暮らしています。他人と助け合い、支え合って日々を過ごしてゆく必要があるのです。そんな社会で、己の「快楽」を満たす事ばかりで行動していくと、社会から迫害される事になるでしょう。強欲であればあるほど、日々を過ごしにくくなるのです。

しかし、自然界には、「与えなければ、手に入らない」というルールがあります。周りに尽くせば尽くすほど多くを手に入れる事が出来るでしょう。「お金は後からついてくる」と言われるように、富や名誉も追いかければ、逃げて行くでしょう。「幸せ」も同じです。自分が「幸せ」になりたいのであれば、周りの人たちの「幸せ」を常に考えて行動していれば、自然に「幸せ」になれるでしょう。