エネルギー

2,自分自身のエネルギーが出来事を引き起こしています。

楽しそうにしている人の近くにいるだけで、気分が良くなり、逆に不機嫌な人に近くにいるだけで不快に感じる事があるのは、人が放つエネルギーを無意識に感じ取っているからでしょう。人混みのに中に居て、人に酔う経験をする人もいると思いますが、これも人が放つエネルギーによる影響です。この人が生み出すエネルギーが、様々な「縁」を創り出し、出来事を引き起こしているのだと、私はそう考えています。

私自身、人の持つエネルギーにかなり敏感で、人の名前を観るだけで、その人の人柄が解ります。なぜ?そんな事が出来るのか?と考え、名前から出ているエネルギーを読み取っているのだと気づき、それから人の持つエネルギーの探求が始まりました。もうすでに20年以上探求を続けています。

人が放つエネルギーを読み取って、その人の人柄が解るという事は、人それぞれの性格・人格よってエネルギーが異なっている事になます。
特に、「思っている事」が生み出すエネルギーは強く放出されているので、自分自身の「思い」「本心」は、目前の出来事に強い影響を与えている事になります。


人それぞれ性格も経験も価値観も違うので、人それぞれの人生に影響を与えている様々なエネルギーが存在しており、その探求は、私にはとても楽しいモノですし、まだまだ探求は続いています。自分自身の様々な経験が、様々なエネルギーを生み出し、そのエネルギーが混ざり合って個性となっているのです。

そのエネルギーは、血肉に刻まれ全身から全方向に放出されています。また、自己の経験値は、遺伝により子孫へと受け継がれています。誰しも先祖の経験値を受け継ぎ自分自身の人格が形成されているのです。そして、自身の経験値で、更に上書きし、子孫へと引き継いでいます。
 

私は、人が生み出すエネルギーが、様々な事象に強い影響を与えており、人それぞれの現実を創り出しているとそう思っています。自己のエネルギーは、自分自身に起きる出来事と深い関りがあり、また、人が関わる社会での出来事にも関りがある。もっと言えば、世界中の出来事すべてに関りがあるわのです。

そのエネルギーは、主に人の心が生み出しており、思いや言葉、行動によって拡散しています。従って、何を言って、どう行動したのかではなく、その言動の動機が本人の未来を創造しているのです。私は、海外にいる人でも、簡単にそのエネルギーを感じ取る事が出来るので、たった一人の心の想いが世界中に影響を与えていると確信しています。

 

 

【事例】
自然界は、我々に利他的な心を育ませようとしており、利己的な思考のみで過ごしていると辛く苦しい現実を引き起こします。私たちは、そんな世界で過ごしているのです。誰しもどんな出来事でも。自分の思い通りにしたいとそう思うように我々人間は創られているのですが、我々が過ごすこの世界は、そうならないように創られています。自分の思い通りにしたい!という我欲が強ければ強いほど、負の感情を抱く事が増え、そして、その経験値は血肉に刻まれ、自分自身のエネルギーとなり常時放出する事になります。

例えば、交通事故を起こしたとします。その場合、事故の加害者・被害者は、両人のエネルギーが引き合って起きています。社会のルール上、加害者が処罰されますが、自然界では「善」も「悪」もなく、利他的な思いの大きさで判断しているので、利他的な心が小さければ、事故に合う確率が高くなります。単純に考えて、利己的な思考が強い人は、他人の事などお構いなしで過ごしているので、運転中も周りに気を配る事などしないでしょう。従って自己を引き起こす確率が高いわけですが、その上で、人が持つエネルギーが引き合うのです。従って、交通事故の被害に遭った側にも利他的な心が足らないという事になります。

 

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どうして自分ばかりが、こんなに嫌な出来事ばかり起きるのか?と思っているのであれば、利他的な思いを抱き、言動に移す事を繰り返していれば、改善されるでしょう。自己のエネルギーが出来事を引き起こす仕組みは、これだけではないので追って記してゆきたいと思います。